神アレ妄想劇場 パート6
リ「神田、はいコレ。バレンタインのチョコ」
神「あぁ」
リ「ところで、神田がバラの花束持ってるなんて珍しいわね。どうしたの?」
神「このカードと一緒に部屋に置いてあった」
リ「『Secret Admirerer(密かにあなたを想ってる者より)』?神田ってばモテモテじゃない」
神「チッ!くだらん」
リ「そんな事言わないの。送り主に心当たりとかないの?」
神「一人思い当たるアホはいる・・・けど・・・」
リ「・・・もしかして、アレンくん?」
神「なっ!何でモヤシが!!」
リ「(クスクス)神田がそんな反応するなんてアレンくんしかいないじゃない」
神「・・・」
リ「それにホラ、よく見ればこれアレンくんの字よ。癖があるもの」
神「チッ!あのバカモヤシ。名前くらい書いとけよ」
リ「きっと恥ずかしかったのよ。それに神田なら、アレンくんの事はちゃんと分かるでしょう?」
神「・・・」
リ「早く行ってあげたら?アレンくん、きっと待ってるわよ」
───アレンの部屋───
神「おいバカモヤシ!てめぇは自分の名前もロクに書けねぇのかよ」
ア「失礼な!イギリスではバレンタインの贈り物に自分の名前を書かないものなんです!」
神「んなもん知るか!勝手にイギリスルールで話進めんじゃねーよ!」
ア「(むぅ)別にいいじゃないですか。それに・・・名前なんかなくったって神田なら分かってくれるでしょう?」
神「・・・チッ。リナリーと同じ事言いやがって」
ア「リナリーが?・・・プッ。神田ってよっぽど分かりやすいんですね」
神「・・・喧嘩売ってんのか?」
ア「(笑いながら)違いますよ。すいません、何か嬉しくて・・・」
神「?」
ア「・・・本当は少し・・・不安だったんです。神田が分からなかったらどうしようって」
神「・・・」
ア「だから、すごく嬉しかった。神田、来てくれてありがとうございます(にっこり)」
神「・・・アホ」
イギリスでは 男性が 女性に 花束を贈るそうです。頑張れ、神田(笑)
神アレ妄想劇場 パート7
神「おい、ホワイトデーだけど・・・」
ア「ホワイトデー?何ですか?それ」
神「俺の国じゃ、ホワイトデーつってバレンタインのお返しを3/14にする習慣があるんだよ」
ア「へぇ〜」
神「お前・・・バレンタインくれただろ?」
ア「えっ!もしかして何かくれるんですか!?」
神「まぁな」
ア「神田が・・・ありえない・・・。明日はAKUMAが降るかも・・・」
神「(ピキッ)・・・おい」
ア「はっ!すみません!つい本音が(笑)」
神「・・・まぁいい」
ア「(あれ?今日は怒らないんだ?珍しい・・・)」
神「で、プレゼントだが、次の二つのうちどちらかを選べ」
@すごく実用性は高いが、デザインがダサい。
Aすごくデザインはいいが、実用性ゼロ。
ア「・・・ちょっと何ですかコレ。そこそこデザインがよくてそこそこ使えるものはないんですか?」
神「ない(キッパリ)。さらに補足するとこんな感じ(↓)だ」
@ダサいどころかセンスゼロ。・・・いや、むしろマイナス。
A用途一切不明。持ってても邪魔になるだけかもしれない。
ア「さらに究極の選択になってるじゃないですか!」
神「いいから選べよ」
ア「う〜・・・じゃあA・・・いや、やっぱ@。・・・でもやっぱAの方が・・・あーでも・・・(悶々)」
神「・・・プッ。やっぱバカモヤシはバカモヤシだな」
ア「・・・もしかしてからかったんですか・・・?」
神「さぁ?(ニヤリ)」
ア「もう!くれるならくれるで普通に渡せばいいでしょう!」
神「じゃあ部屋こいよ。思う存分食べさせてやるから」
ア「えっ?食べ物なんですか?(キラキラ)」
神「ほら、いくぞ」
ア「はい!」
まぁよくあるアレです。下の口から食べさせるっていうか、神田が食べるというか・・・。
神アレ妄想劇場 パート8
神「おいモヤシ」
ア「ZZZ・・・」
神「起きろ。バカモヤシ」
ア「ZZZ・・・」
神「てめぇ、いつまで寝てるつもりだ」
ア「ZZZ・・・」
神「任務入ってんだろ」
ア「ZZZ・・・」
神「・・・・・・襲うぞ」
ア「・・・朝から変なこと言わないで下さい。この変態」
神「チッ!起きてんじゃねーか」
ア「今起きたんです」
神「そのまま寝てりゃ良かったのに」
ア「どっかの変態さんに襲われるのは御免なんで」
神「ふん。まぁ寝てても起きてても関係ねぇけどな」
ア「うわっ!ちょっとどこ触ってるんですか!」
神「なかなか起きなかったお前が悪い」
ア「ちゃんと起きたじゃないですか!てか、任務!!」
神「うっせーな。まだ時間あるから大丈夫だろ」
ア「え?ギリギリなんじゃ・・・って、あー!ちょっと!なんでこんな早く起こしたんですか!」
神「うるせぇ。少し黙ってろ」
ア「まさかわざと!?うわっ、最悪だこの人!」
神田だってたまには仕返しするんです。
(パート5の続編)
神「今度はてめぇの番だ。俺が『終了』って言うまで何言っても『はい』以外答えるなよ」
ア「リベンジですか?いいですよ。負けませんから」
神「ハッ!そんな余裕ぶっこいてられんのも今のうちだぜ」
ア「そっちこそ。返り討ちにしてやりますよ」
神「いい度胸じゃねぇか」
ア「何なら賭けますか?負けた方が勝った方の命令を聞くっていうのはどうです?」
神「その賭け乗ってやるよ」
─── ゲーム開始 ───
神「前から思ってたんだか、よくあんなに食えるな」
ア「はい」
神「てめぇの胃袋は一体どうなってんだ?」
ア「はい」
神「の割りにはヒョロヒョロだけどな」
ア「はい」
神「お前、本当にモヤシだな」
ア「(イラッ)・・・はい」
神「チッ、引っかかれよ」
ア「はい」
神「(これもダメか)・・・お前、俺の事好きだよな?」
ア「・・・はい」
神「何だよ、今の間は」
ア「はい」
神「可愛くねぇな」
ア「はい」
神「たまにはお前からキスでもすれば少しは可愛気があるのにな」
ア「はいはい」
チュッ
神「!!(照) 何してんだてめぇは!」
ア「(プイとそっぽを向いて)・・・はい(照)」
神「・・・アホ」
ア「・・・はい」
神「・・・チッ、仕方ねぇ。今回だけは負けを認めてやる」
ア「え!本当ですか!?よしっ!!(ガッツポーズ)」
神「(ニヤリ)やっぱモヤシはモヤシだな。俺の勝ちだ」
ア「・・・え?」
神「『負けを認める』とは言ったが、『ゲーム終了』とは言ってねぇ」
ア「あー!!ズルイ!!」
神「『そういうゲーム』なんだろ?」
ア「うっ・・・」
神「さてと、負けた方は勝った方の命令聞くんだったよな?」
ア「僕ちょっと用事思い出したのでこれで失礼します」
神「逃がすかよ(ひょいとアレンを抱える)」
ア「ギャー!!何してるんですか!離してください!!」
神「うるせぇ、暴れんな」
ア「人さらいー!!(じたばた)」
はじめてーのーチュウー 君とチュウー ウフフフ I will give you all my love♪
神アレ妄想劇場 パート10
ラ「俺の勝ちー!」
ア「うぅ・・・負けた・・・」
ラ「アレン、ポーカーは鬼の様に強いくせに、神経衰弱は弱いさ〜」
ア「一般人が記憶力勝負でブックマンJr.に勝てる訳ないじゃないですか」
ラ「まぁまぁ。んじゃ、約束どおり罰ゲームな♪」
ア「・・・あまり変な事言わないでくださいよ」
ラ「う〜ん・・・じゃあ、『次この談話室に入ってきたヤツに告白』!」
ア「はぁ!?今『変な事言わないで』って言ったばっかじゃないですか!」
ラ「嫌な事じゃなかったら罰ゲームにならないさぁ」
ア「・・・くっ・・・」
談話室に人の入ってくる音。
ラ「あ。ほら早速誰か来たさ!さーて、犠牲者は───あ!」
ア「げ!」
ア「何でよりにもよって神田が・・・。普段はめったに談話室なんか来ないくせに、あのパッツン!」
ラ「まさかユウが入ってくるとはなぁ。この次の人に変えるさ?」
ア「いえ、ここで止めては男が廃るってもんです。
それに、考えてみれば僕が神田に告白なんて、素晴らしい嫌がらせじゃないですか」
ラ「うわっ!黒アレン再び!?」
アレン、ダッシュで神田に駆け寄る。
ア「神田!」
神「あぁ?」
ア「あの・・・僕ずっと神田に言いたかった事があって・・・(もじもじ)」
神「・・・何だ?早く言え。てめぇなんかに構ってる暇ねぇんだよ」
ア「(イラッ)・・・実は・・・あの、僕・・・神田の事・・・・・・」
神「・・・?」
ア「・・・・・・ずっと、好きでした!」
神「!?」
ア「それだけです!じゃあ・・・」(くるりと振り返り、ニヤリと笑う)
神「待て!」(アレンの腕を掴む)
ア「!? (ヤバイ!怒った?)」
神「・・・俺も・・・」
ア「・・・へ?」
神「・・・俺も、好きだった」
ア・ラ「「はぁ!?」」
神「そうか・・・俺たち、両想いだったんだな」
ア「いや・・・あの、実はこれラビとの罰ゲームで・・・」
神「今更照れることねぇだろ?」(ギュウと抱きしめる)
ア「ぎゃー!!ラビ!!ラビィィィィ!!!」
ラ「・・・あー・・・俺ちょっと用事思い出したんで部屋戻るさ」
ア「ちょっと!何言ってるんですか!」
ラ「ごめん!アレン!」(猛ダッシュ)
ア「ラビの裏切り者ー!!」
神「・・・アレン」(顔を近づける)
ア「何でいきなり名前・・・てか顔近っ・・・ち・・・・・・ぎゃー!!!!」
私は一体神田をどうしたいんだろう・・・。
日記に書いた神アレ妄想劇場のログ第2弾。
どんどん神田がイタイ子になっていく・・・。
(2008・5・7)